【GatsbyJS】ブログのOGP画像を動的に生成した
2020-07-012022-02-02この記事は、ブログの記事ごとに作成し設定したヒーロー画像をそのまま OGP 画像にするという内容です。
記事のタイトルから動的に OGP 画像を生成するという内容ではありませんのでご注意ください。
はじめに
おはようございます!こんにちは!こんばんは!
のふのふ(@rpf_nob)と申します!!都内のスタートアップでフロントエンドエンジニアとして働いています。
今回は GatsbyJS ブログの OGP 画像を記事ごとに生成できるようにしたので解説していきます。
twitter などにリンクを張る時に記事のトップ画像を表示するだけで、まともな記事に見えるので絶対にやったほうがいいですよね!
- 前提
- プラグインのインストルール
- プラグインの設定
- デフォルト画像の準備
- 記事ごとの画像の準備
- SEO コンポーネントの修正
- 確認
- まとめ
前提
このブログは GatsbyJS の gatsby-starter-blog のテンプレートから作成しています。
ソースコードはこちら(参考になったという方は ⭐️ をポチッと押していただけると嬉しいです〜 🙇♂️)
プラグインのインストール
以下コマンドで[gatsby-plugin-react-helmet]と[react-helmet]をインストールします。
[gatsby-starter-blog]を使用している場合は、インストールされているので、省略してください。
$npm install --save gatsby-plugin-react-helmet react-helmet
プラグインの設定
[gatsby-config.js]の plugins にインストールした[gatsby-plugin-react-helmet]を追記します。
[gatsby-starter-blog]を使用している場合は、設定されているので、省略してください。
{
plugins: [
・・・
`gatsby-plugin-react-helmet`
・・・
]
}
デフォルト画像の準備
[gatsby-starter-blog]を使用している場合は、基本的にタイトルや概要などは既に設定されているので、修正するのは画像の部分だけで大丈夫かと思います。
記事自体にリンクを張る場合はトップ画像を設定するのですが、それ以外のページのリンクを張る場合は固定の画像を表示するために、[src/images]ディレクトリに[default_image.png]を用意します。
用意した画像をインポートしておきます。
import ogp_image from "../images/default_image.png";
次に以下のようにすれば、デフォルト画像の URL が取得できます。
const siteUrl = site.siteMetadata.siteUrl;
const defaultImage = `${siteUrl}${ogp_image}`;
https://rpf-noblog.com/static/default_image.png
記事ごとの画像の準備
記事ごとの画像は、前に紹介したGatsbyJS ブログの記事のトップ画像と記事一覧のサムネイル画像を追加したで使用している画像をそのまま使います。
GraphQLで画像のありかを探すと、
allMarkdownRemark / edges / node / frontmatter / hero / childImageSharp / fluid / src
のところにあることがわかるので、[src/templates/blogpost/index.jsx]を追記していきます。
const hero = post.frontmatter.hero.childImageSharp.fluid.src;
const image = `${siteUrl}${hero}`; // これが記事ごとのトップ画像のURLになる
[SEO]コンポーネントにその画像 URL を渡します。
<SEO
title={post.frontmatter.title}
description={post.frontmatter.description || post.excerpt}
image={image}/>
SEO コンポーネントの修正
最後に SEO コンポーネントの[Helmet]タグの中を書き換えて終了です。
[image]に記事ごとの画像の URL、[defaultImage]にデフォルトの画像の URL が入っているので、
content: image || defaultImage
のようにして、props で渡されれば記事ごとの画像で表示するようにします。
<Helmet
meta={[
{
property: "og:image", content: image || defaultImage, },
].concat(meta)}
/>
あと、[twitter:card]のところを[summarylargeimage]にしておけば、
<Helmet
meta={[
{
name: `twitter:card`, content: `summary_large_image`, },
].concat(meta)}
/>
↓ の画像のように大きいサイズの画像リンクを使うことができます。
確認
Card validatorというサイトで OGP のイメージを確認することができます。
Netlify をホスティング先にしている場合は、GitHub に作業ブランチをプッシュして master にプルリクするだけでプレビューが見れるので、 その URL で確認するといいと思います。
まとめ
今回は GatsbyJS ブログの OGP 画像を記事ごとに生成できるようにしました!
これで Twitter にブログ更新をツイートする時に大きな画像でアピールできます!!
他にも GatsbyJS のブログカスタマイズをいろいろやっているので、以下もあわせてご覧いただければと思います。
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